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  • 【報告】とまりぎ秋合宿2023

    【報告】とまりぎ秋合宿2023

    こんにちは!とまりぎ東北の後藤絢音です!

    まだまだ暑い日が続いていますが、9月2日、3日の2日間にわたってとまりぎ合宿を開催しました!
    前期の振り返りと後期の活動計画作成を目的として、全国各地から文部科学省にとまりぎコアが集まりました!

    この記事では秋合宿の様子をレポートします!!

    1日目

    とまりぎ合宿恒例の円になっての自己紹介を経て、まずは23前期のハイライトプレゼン!
    3月に開催された春合宿からの半年間に開催したイベントや今後の課題などを、各地域・チームの代表が発表しました。

    続いては、トビタテ生にヒアリングをしているという「お話聞き隊」のお2人から、活動内容などについての共有があった後、年齢や分野などが幅広く多様なトビタテ生がとまりぎに何を求めるのか、グループごとに考えていきました。
    トビタテ生のみなさん、機会があったら「お話聞き隊」の活動にぜひ協力してくださると嬉しいです!

    その後は、トビタテ事務局からは第2ステージの「トビタテ!留学JAPAN」についてのお話、共同代表の五嶋さんからは今年度大きく変わっているとまりぎの運営体制などについてのお話がありました。

    全体広報からはとまりぎホームページや各SNSなどの広報ツールの確認があった後、一例として高校チームの広報を紹介。
    参加者を増やすにはどのようなスケジュールでどのツールを用いたらいいのか、グループごとにディスカッションしました。
    現時点で約9500人のトビタテ生を巻き込んでいけるような広報について、様々な意見が出ていたようです!

    全体写真を撮影して1日目が終了しました。

    場所を移して開催されたとまりぎコアの懇親会はとても盛り上がっていたようです!!
    コロナ以前の賑わいがとまりぎ合宿にも戻ってきました!

    2日目

    この日の集合時間は10時。
    お仕事で早起きな社会人のコアはとても元気でしたが、ほとんどの人は眠い目を擦りながら2日目がスタートしました!

    目覚ましの都道府県クイズ大会を経て、午前中はとまりぎの持続可能性を考えました。

    まずは、とまりぎコアになろうと思ったきっかけやとまりぎを通して得たいこと、実現したいことをワークシートに記入して、グループ内で共有。
    続いて、とまりぎの持続可能性を目的としてとまりぎのあるべき姿、そのために自分の所属する地域・チームでやるべきことを検討しました。
    社会人、学生、長年とまりぎに関わっている人、最近コアになった人など、それぞれの視点から多様な意見が出ていたようです。

    ランチタイムを挟んで、午後は地域・チームごとに後期のアクションプランを策定しました!
    午前中に出たアイディアも取り入れながら、後期に開催するイベントの計画を立てていくコアのみなさん。

    他の地域・チームのテーブルに行ってイベントの共催を持ちかける様子も見受けられました!
    今後のイベント情報をお楽しみに!!

    最後に全体撮影をして2日間にわたるとまりぎ合宿が終了しました。

    2023年9月2日~3日 とまりぎ秋合宿 2日目集合写真

    今回の合宿を通して学んだことや得たアイディアを上手に取り入れながら、より多くのトビタテ生の拠り所になれるよう後期も活動していきます!

    後期もとまりぎをよろしくお願いいたします!

  • 【報告】とまりぎ冬合宿2022

    【報告】とまりぎ冬合宿2022

    2022年も残すところあとわずかとなっていますが、とまりぎでは12月17、18日の2日間にわたって冬合宿を開催しました!

    こんにちは、とまりぎ広報の後藤絢音です!

    この記事では冬合宿の様子をレポートします!

    1日目

    「ゆく年くる年今年1年お疲れ様ハイライトプレゼン★」と題し、秋合宿から3か月間の活動を各地域・チームの代表がプレゼン!
    地域・チームごとに特色あるイベントが開催されていた一方で、共通の課題などがわかり充実した時間となりました。

    また、「コミュニティの真髄とは?」と題しとまりぎを立ち上げた方からお話をいただいたり、全体広報から今後の方針や各SNSの分析結果などが共有されたりと、今後のコア活動に有益なお話ばかりでした。

    そして、1日目の最後は歴代コアの方を各グループにお迎えして交流会!
    コア活動に関することからプライベートまで、どのグループでも話が弾んでいたようです☻

    歴代コアの方も一緒に写真撮影をして1日目が終了しました!

    2日目

    午前中はとまりぎ北海道、東北の代表からイベント運営の実態についてプレゼンがありました。

    「サタデーピンク」という恋バナ会を毎月開催しているとまりぎ北海道からはイベントの定期開催について、
    「金曜ロードショー一緒に見ようぜ!の会」や「オンラインボドゲ会」など個性的なイベントを開催するとまりぎ東北からは自分の好きなことをイベントにすることについて、
    それぞれこれまでのイベントを振り返りながらお話ししてくださいました。

    コア同士の交流も兼ねたランチタイムを挟み、午後は地域・チームごとに後期残りの3か月やその先を見据えた話し合いの時間。
    とまりぎコアのリクルーティングについてのお話もあり、23期に向けた準備の時間にもなっていたようです!

    最後に全体写真を撮影して、2日間の冬合宿が幕を閉じました。

    2023年もどうぞよろしくお願いいたします!

    よいお年をお迎えください!!

  • 第125回とまりぎインタビュー:越沢琴奈さん【自分の中にあった偏った見方を理解する】

    第125回とまりぎインタビュー:越沢琴奈さん【自分の中にあった偏った見方を理解する】

    みなさん、こんにちは!トビタテ高校生コース3期生の積千夏です。今日はシドニーに【自分の中にあった偏った見方を理解する】をテーマに留学していた越沢琴奈さんの記事です。

    トビタテ!留学JAPANでの留学

    越沢琴奈さん
    高校4期
    アカデミックショート

    人間観察

    積)シドニーに留学されていたんですね!留学の目的と現地での活動を教えてください!

    越沢)留学の目的は、「自分の中にあった偏った見方を理解する」でした。これは自分でも気がついていなかったのですが、私は偏った見方をしていました。中学生の時もオーストラリアに留学していて、その時に「あれ、自分が思っていたより違わないぞ」って気がついて、それ以来、違いを理解しなきゃ、とずっと思っていたので留学を決めました。それで、色々な国から来ている学生がいる語学学校を選びました。人間観察しようと思って(笑)メモ帳に気がついたことをたくさん書いていました。2週間の留学中に小さいサイズのノートは二冊くらいたまりました(笑)

    積)面白い!そのノートにはどんなことを書いていたんですか?

    越沢)もちろん留学中にあった、その日楽しかったこと、勉強したこと、できなかったこと、悔しかったことも書いていましたが、主に語学学校で気がついた人間観察の結果を書いていました。今日○○君は○○してた、みたいなことも書いていました。そのうち気がついたのは、人間違うとしたら一人ひとりが違くて、同じだとしたら、みんな同じだなという答えが出ました。それが結構面白かったです。

    積)面白い、どんな風に気がついたんですか!書いていくうちに気がついたんですか?

    越沢)そうですね。どこの国の人も、そこまで大きな違いはないというか…。私は昔からいじられキャラで男の子から、からかわれていたんですけど、留学先でも全く同じ現象が起こったので、どこの国も同じだなって思いました(笑)

    積)それは面白いですね(笑)それってなんでだろう…(笑)

    越沢)不思議ですよね(笑)でも、違うとしたら一人ひとり違うんですよ。もちろん考え方は違う。先生が語学学校で何かの話をした時に、全然聞かない子とか、熱心に聞いてメモを取っている子とか…。それは一人ひとり違くて、国とかは関係ないやって思いました。
    それは私の中で大きなパラダイムシフトでしたね。

    積)そうだったんですね!留学の目的がすごく面白いですね!初めて聞きました。

    越沢)結局、留学の目的は違いを理解しようと思っていたんですけど、それを達成するというよりかは、そこへの見方とかアプローチの仕方が変わりました。これはホームステイしたことにも関わっています。理解しようって一点集中になっちゃうよりも、一人ひとり違ってそれもOKだよっていう見方に変わりました。

    一人ひとり違う、それだけなんだな

    積)ホームステイだったんですね!

    越沢)運が良かったのか、良くなかったのか、私は元々教えてもらったホームステイ先とは違うステイ先だったんです。現地に行って「ホームステイ先が変わったこと知らないの?」って言われて(笑)知らないよ!ということが起こりました(笑)行ってみたらステイ先は中国の方の家庭で、中国語と英語が飛び交う家でした。食事とかお菓子とか、中国語も教えてもらって、中国の文化を学んできました(笑)それで、私の中国人への見方も変わりました。
    その中でも人間違うとすれば一人ひとり違うんだな、それだけなんだなって思いました。

    積)急にステイ先が違うって驚き!でも、そのステイ先で良かったのかもしれないですね!

    越沢)本当に良かったです。去年は日本に来てくれて一緒にディズニーランドに行きました!

    積)仲良し!!心に残っている出来事はありますか?

    越沢)中国語の中でも話す言葉の種類が全然違うことに驚きました。ホストマザーとホストファザーはどちらも中国出身だったんですけど、方言とかではなく話している言葉が全く違うということを知りました。共働きの家庭で、ホストファザーが料理や洗濯、掃除、家事全部をしていました。ホストファザーの方が早く帰ってくるからかもしれないけど、ホストマザーは5歳のホストシスターの面倒を見ることが仕事になっていました。面白いなと思って聞いたら、ホスタファザーの住んでいた上海では、男も女も関係なく、家にいれば全員手伝うことが当たり前だったんですって。その名残で今でも普通に家事をしているんだよって言っていました。休みの日にお弁当を作って持たせてくれる優しいホストファザーでした。そっか、それでもいいのかって思いました。

    積)優しい…!

    越沢)それが当たり前の家庭でした。でも、それもそうだよなって、男がやっても女がやっても変らないんだなって思いました。

    積)留学中の活動が今でも繋がっているなとか、活かされているなって思うことはありますか?

    越沢)私が留学から帰ってきて、親には「柔軟になった」って言われて、先生には「大きくなった」って言われました。身長伸びていないんですけど(笑)それは「それでOK、それもアリだよ」って思えるようになったことが大きいのかなって思いました。許容範囲が広がったことで、友達も広がって、何かあった時に今までの私だったら「こうじゃなきゃダメ」って一本張りの視点で見ることが多かったんですけど、それだけじゃないよなって。視点を変えたら、こういう見方もできる、ということができるようになりました。それが今も活かされているなって思います。

    積)本当に柔軟になったんですね。ストレートにその先生からも親からも言ってもらえるってすごく大きな変化だと思います。

    越沢)その先生から言われた時には驚きました。授業を取ったことのない先生だったので。

    高校生記者

    積)帰国されてからも積極的に活動されていて、高校生新聞の担当もされていましたよね?

    越沢)留学で視点が広がって、ニュースを読むのも面白くなりました。高校生新聞では、高校生記者を募集していて、記事を書いてみんなに自分の考えを知ってもらえるのかな、楽しそうだなって思ってチャレンジしました。記事を書かせてもらったり、取材に行かせていただいたので楽しかったです。

    視点を増やすという意味でも色々な方に取材したり、何かを調べて書いたりすることで、自分の知らなかった視点から物事を見ることができました。例えば、看護とAIを組み合わせることをされている教授の方にインタビューしたことがあって、その教授が工学と看護の勉強をされていたんです。看護って医療とか、患者を手当てすることだと思っていたんですけど、それだけではなくて、AIができることと人間ができることを協力して看護を作っていくことに感銘を受けました。視点を増やすという意味でも、高校生新聞はとても良かったです。

    友達をつくる、友達になること

    積)これからの目標はありますか?

    越沢)人と話して考え方が変わったり、新しい考え方をもらうことが多かったので、これからもずっと意識して取り組みたいなって思っていることが、友達をつくる、友達になることです。今まで会った人も、これから会う人も大事にしたいなって思っています。それを勝手に友達になるって呼んでいるんですけど。たくさんの人と友達になりたいです。友達になっていっぱい話してみると分かることがたくさんあります。新しく自分で考えることも広まって、世界がもう一つ増えるような気がしているので、友達を増やしたい、人を大事にしていきたいって思っています。

    ある人から、人脈も才能だって聞いたことがあります。例えば、何かのプロジェクトをやるときに、全部自分の力でやる必要はないんです。できる人が友達にいて、「やって」と頼めるなら、それはそれでその人の才能なんだそうです。本当に会う人会う人を大切にしていきたいなって思っています。

    積)それに、色々なトビタテのコミュニティにも参加されているますよね!

    越沢)私、トビタテがなかったら今の自分はいないなっていうのをつくづく感じています。トビタテで留学して考え方が変わったから色々なことに挑戦するようになったし、その挑戦したことで、友達も広がってトビタテで恩送りしたいっていうのがあります。だから、とまりぎコアにもいるし、EHS(Empowerment of high schoolers)の活動をしています。友達も増やしたいし、恩送りもしたいと思っています!

    編集後記

    今まで会った人も、これから会う人も大事にしたいとお話しされていた越沢さん。生活している中で忘れがちだけど、すごく大事なことだよなと、改めて気づかされました。インタビューありがとうございました!